=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 3人目 大場花菜

=LOVE連載 私服でぽん! 3人目 大場花菜

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEメンバーの秋の私服グラビア連載。3人目はイラスト(はなすと)がグッズ化された大場花菜。今回はイメージコンサルタント診断を受けて、派手な柄や彩度のはっきりした色が似合うと出たのも踏まえ、赤チェック+タイト系スカートにバラもあしらわれました。
 
 

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高校のときの友だちと久しぶりに会って
業界外の同世代が何をしてるか知りました

 
 

――「CAMEO」発売前のカウントダウンで、メンバーのイラストをツイッターに上げていました。描きやすい人とそうでない人というのはありますか?

「描きやすいのは(野口)衣織や(山本)杏奈です。衣織だとたれ眉で、ちょっと強気な感じにして、杏奈は寄り目でほんわかした雰囲気にしたり、顔の特徴がわかりやすくて。ノイミー(≠ME)ちゃんをデフォルメして描いたのは初めてでしたけど、(永田)詩央里ちゃんがめっちゃ描きやすくて、似顔絵向きの顔だなと思いました(笑)」。

――わかる気がします。難しかったのは?

「(冨田)菜々風ちゃんです。鼻が高いので、シュッと直線的に描かないと似ないんですよね。デフォルメだとまん丸した感じになっちゃうので、めっちゃ難しかったです」。

――それにしても、23人分を毎日上げるのは大変ではなかったですか?

「好きなように描いていたので大丈夫でした。最初にみりにゃ(大谷映美里)のを載せたときは、カウントダウンにすると焦っちゃうから、『毎日ではなくて気が向いたときに』みたいなことをつぶやいたんですけど、いい感じに仕上がりました」。

――クオリティ的にも満足いくものに?

「本当は絵が完成して、すぐ載せるのが一番気持ち良くて、数日経つとあらが見えて『ここはこうしたほうが良かった』と思ってしまうんです。グッズ化したときには、気になったところをシュシュッと直しました」。

――「オンラインお話し会で似顔絵を描きたい」というつぶやきもありました。

「許可が下りるかわかりませんけど、できたらオンラインならではで楽しいかなと思います。短い時間だとチョンチョンチョンって、ひと筆描きみたいになっちゃうかもしれませんけど(笑)」。

――できることになったら、花菜まる得ですよね。今回は“感動することに意味がある”というテーマで話をうかがっていきますが、最近何か感動したことはありましたか?

「今年に入ってから、高校のときの友だちと先生の3人で会ったんですけど、卒業してから、イコラブ(=LOVE)関係以外の人と関わる機会がまったくなかったんですよ。本当に友だちがいないので(笑)。久しぶりに芸能界の外の人とお話しできて、『自分の世界と違うところでは、こんなことが起きているんだ』と知れて、楽しかったです」。

――どんな話が出たんですか?

「その友だちが『彼氏と別れた』という話を散々していて、自分にはまったくもってないことなので(笑)、『同世代の人にはこんな出会いや別れをしているんだ』と思いました。その子はお酒を飲めて、『いつの間にそんな次元に?』というのもありました」。

――思い出話にも花が咲きました?

「私はあまり思い出がないので(笑)。友だちが先生に『あの子は何してるの?』と聞いて、『たまに学校に来るよ』とか言っていて、私は『へえ、そうなんだ』って相槌担当みたいな感じでした(笑)」。

――同窓会があって花菜さんが行ったら、大騒ぎになるでしょうね。

「いや、そんなことはないです。本当に友だちが少なかったので(笑)」。

――だとしても、クラスから出た有名人なわけじゃないですか。

「えーっ、そうなのかな? この前、お母さんと『成人式に行っていたら、どうなっていただろうね?』という話はしました。中学の同級生も連絡先は知らないんですけど、私がイコラブに入ったことは知られているっぽくて、どのくらい知られているのか確かめてきたい、というのはあります」。

――地元では相当なものではないですかね?

「この前、近所の奥様に突然『ショートカットにしたんだね』と話し掛けられました。『いつも見てるよ』と言われて、『何で知ってるんだろう?』とビックリして。お風呂場で歌っているのも、聞こえていたのかな(笑)?」。

 
 

宝塚の方のいろいろな登りつめ方を見て
根っこがブレないことを大事にしようと

 
 

――感動した音楽とか映画とかマンガとかはありますか?

「最近(佐竹)のん乃にオススメされた海外のアーティストさんの生きざまがすごくカッコ良くて。『外見のことをいろいろ言われたけど、内面を評価してほしい』みたいなことを話していて、本当にその通りだと思いました」。

――宝塚ではいろいろ感動しました?

「本当に感動する場面は多いんですけど、好きになったのが最近なので、昔の映像を観返していると、いろいろな登りつめ方があって。私が大好きなのが、この前卒業した紅ゆずるさんという方で、入団当初の成績は上のほうではなかったんです。でも、自分の個性を磨いて輝いていって、トップになって。『諦めないで続けていれば夢は叶うんだ』と、生きざまで表してくれました」。

――個性を磨くのは大事だと?

「紅さんはコメディに向いていて、とにかく面白いんです。宝塚にそういう方はなかなかいらっしゃらなくて、私も宝塚にコメディのイメージがなかったから、調べてみるとすごい人生で、『こんな人がいるんだ!』と思いました」。

――王道がダメなら他のやり方で……ということですよね?

「イコラブのメンバーにもいろいろな個性があって、私はその中で根っこが強いタイプでいたいと、すごく思います。ブレないところは大事にしていきたいです」。

――では、どこかの景色を見て感動したようなことはありますか?

「最近はどこにも行けないので、テレビでよく街ブラとか外国の景色の番組を観ています。NHKの深夜に流れているそういう番組をボーッと観て『いつかこんなところに行けたらいいな』と思っています」。

――特に行きたいと思った国は?

「一番はフィンランドです。自然に包まれていて、寒くて家の中にいることが多いから、家具とかにすごくこだわっているみたいなんです。北欧のキッチン用品とかかわいくて、そんなお部屋に住めたらいいなと思います。今の部屋は荒らしちゃって汚いので(笑)」。

――フィンランドだと、オーロラも見たいとか?

「見てみたいです。あと、湖をカヤック的なもので漕ぎたい」。

――花菜さんから、そういうアウトドア志向みたいな話が出るのは、珍しくないですか?

「夢ですね(笑)」。

――あと、誰かの感動した言葉があったりは?

「ずっと残っているのは、やっぱりたかみな(高橋みなみ)さんの『努力は必ず報われる』です」。

――花菜さんの努力も報われつつありますか?

「楽しんで続けられることが一番いいのかなと、最近思うようになりました。頑張ることももちろん大事ですけど、好きで自然に続いているのが理想かなと。絵を描くこともそうだし、ステージに立つことが一番楽しいので、そのためにいろいろできているんだと思います」。

――ステージに立って感動したことも?

「あります。2周年のコンサートだったかな? ライブ前に泣いた記憶があります。私は終わった後より、始まる前に泣くんです」。

――「ここまで来たんだ」みたいなことで?

「『始まるぞ。ワーッ!』みたいな高揚感で泣いちゃいます。ライブが終わったら『ハッピー!』という(笑)」。

――今年の秋・冬には、やりたいことはありますか?

「歌とかダンスとか、いろいろなレッスンに通いたいです。今も通ってますけど、実力不足だからもっと身に付けて、イコラブの力になればいいなと思っています」。

――特に強化したいことは?

「歌ではミックスボイスをずっと習得したくて。私が習っているボイストレーニングの先生は声楽家の方で、ファルセットから攻めて地声に変えていくスタイルなんですね。そこに中間のミックスボイスをプラスできたら。ダンスではアイドルの振り以外に、ヒップホップとかジャズとか、そういう系統のものを基礎から習いたいです」。
 
 

 
 

 

大場花菜(おおば・はな)

生年月日:2000年2月4日(20歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型

大場花菜 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」が発売中。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
詳しくは=LOVE 公式HPへ
 
 

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